XMのリスク(危険性)について

XMのリスクとは

XMは、ほかの海外FX業者と比べても、日本人がかなり取引し易い環境とスペックを用意してくれる会社となっています。

しかしそのXMといえども、まったくリスクのない会社であるかと言えば、それはまた嘘になってしまいます。

ここではXMで取引する場合の、リスクがどこにあるのかについてご紹介していくことにいたします。

■本邦企業のように業況がしっかり把握できない

まず海外FX業者の場合、非常に情報を集めるのが難しいのが業況に関するものです。

XMはホールディングカンパニーの形態をとっており、欧州のマーケットに対応する事業会社と日本人の個人投資家をカバーするセーシェルの事業法人が分かれているのが大きな特徴といえます。

国内の店頭FX業者ならば開設口座数、預かり証拠金総額、年間の取引額などが時系列ですぐに把握できますので、どの位の事業規模なのか、儲かっているのかそうでもないのか、アクティブユーザーの増減はどうなのかといったことは苦労することなく把握することができるわけですが、XMを含めて海外業者ではこうした情報をリアルタイムで見つけることが非常に難しいのが現実の状況です。

XMについては英語のサイトなども相当細かく検索しましたが、やはりホールディングカンパニーがこうした企業情報を積極的に開示していないのがその大きな理由ではないかと思います。

こんなところひとつとってみても、海外FX業者にはつねにリスクが付きまとうことになるのです。

■やはり預託する証拠金の上限はしっか決めるべき

証拠金の保護に関しても海外のFXを利用した場合、信託保全の仕組みが投入されていたとしても、どこまで安全なのかは本当に破綻してみないとよくわからないというのが正直なところです。

実はこれは日本でも同じで、すくなくとも業者自身の事業資金と証拠金の預託資金は別勘定で、第三者が保全しているのである程度安全ははかられますが、万が一のときに信託保全をしている金融機関が個別の取引者に資金を返還するのではなく、あくまで管財人が最終的に判断して戻してくることになりますから、右から左に投入資金が戻ってくるというコインチェックの資金返還のような世界になるかどうかは、まさに管財人次第で何等かのコストが差し引かれるということも全くない話しではないのです。

国内でもこの調子ですから、海外FXの場合には業者自身が分別預金管理しているというのは、自主的にゴミの分別をしているのと同じで特別安全な仕組とは言えません。

さらに第三者に預託する日本的な信託保全でも欧州圏の場合ですと、ベイルインなどという恐ろしい利益者負担の法律が成立していますから、こちらも実際に破綻してみないとよくわからない部分はかなり大きいことになります。

XMの場合には、国内個人投資家を対象としてセーシェルに事業法人を別に設立していますが、こちらはAIGと総合的な保険契約をしてまさかのときには証拠金分を保険会社が支払いしてくれる形をとっていますので、もちろん上限はあるでしょうが、名ばかりの信託保全よりもかなり安心できる仕組みを導入していると言えます。

ただ、自己防衛ということでいいますと、888倍が活かせるのはトータルの資金で2万ユーロ、足元の日本円でいえば260万弱となりますから、証拠金も利益幅を残してせいぜい100万円程度で回していき、一定金額を超えたら常にMybitwalletを利用してとりあえず出金してXM内に多額の資金を置かないといった自己管理を推進することも必要になります。

■セーシェルを本拠地にしているから危ないわけではない

一時期、ネット上ではXMが本拠地をキプロスからセーシェルに移動させたので危ないのではないか、といった不安を煽る発言が横行したことがありますが、今年7月からESMA・欧州証券市場監督局が、以下のような規制を実施することに対抗して日本人個人投資家への取引き条件と利益を守るために、あえてセーシェルに法人と建てたことが明らかになってきています。

ESMAの規制とは・・・

1. バイナリーオプションをEU経済圏において全面禁止(仮想通貨CFDを除く)
2. 商品のボラティリティの大きさに応じて、必要マージン率を細かく定義
3. ロスカットが発生する必要マージン率の統一
4. マイナス残高保護の義務化
5. インセンティブトレードの禁止(ボーナスやキャッシュバック)
6. 顧客の損失レベルをリスク報告書に追加

となっています。

BOは完全にEU圏では廃止となりますし、FXのレバレッジは通常の通貨ペアで最大30倍、マイナー通貨ペアは20倍となります。

強制ロスカットが働くのは、各社統一で証拠金の50%、マイナス残高保護の義務化というのはゼロカットシステムを必須のものにしたということです。

そして欧州圏では、一切のボーナスプログラムの実施や現金のキャッシュバックもできなくなります。

こうしたことからXMでは、ハイレバレッジとボーナスプログラムがあるからこそ、口座開設をして利用してくれる日本人顧客を維持し継続集客するためにEU圏の管轄下にあるキプロスから、わざわざ監視対象外のセーシェルに事業法人を興して日本人投資家をこちらの口座に移行させる措置をとり、今回のESMAの規制に引っかからない形でサービスを継続するに至っているのです。

したがってXMの場合、セーシェル拠点の口座だから危ないということは一切ありません。

■UK・FCAのライセンス保有業者ならかなり安心

FX業者の規制・監督という点では、英国が金融先進国であるだけに英国のFCAライセンスを保持している業者はかなり安心といえます。

スペック的にはキプロスのライセンスも似たようなものですが、欧州でビジネスができるFX業者の別法人でハイレバレッジとボーナスプログラムが維持できるところがもっとも好ましいことになるわけです。

そういう意味で、XMのセーシェル口座はかなりリスクを軽減した口座ということがいえるのではないでしょうか。

■まとめとして

海外FX業者はどれだけ信頼できる会社であっても、国内の業者ほど経営情報を楽に手に入れられる存在ではありません。

したがって、XMを利用するなら限定的なリスクになるように、証拠金の上限をあらかじめ決めるなどして、まさかの時の被害を事前想定の中で収める工夫をすることが必要です。

これは、どんなに安心できる業者のXMといえども同じことになるのです。

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